岡山県の看護大学の偏差値一覧:2027年度版

スポンサーリンク
中国・四国地方看護専門学校・大学
この記事は約12分で読めます。

岡山県内の看護系大学の偏差値一覧と、現役職員おすすめの3校をまとめています。

看護師を目指す高校生の方へ。岡山県には全6校の看護系大学があり、旧六医大の流れをくむ岡山大学から、川崎学園・順正学園といった医療系学園の私立大学まで、中四国エリアでも選択肢が充実しています。国立1校・公立2校・私立3校というバランスで、学費を抑えられる国公立が3校そろっているのが岡山の特徴です。

💡 この記事のポイント

  • 岡山の看護大学は全6校(国立1・公立2・私立3)
  • 岡山大学が第115回国試で受験75名・100%を達成
  • 新見公立大学も98.8%、公立で学費は県内最安クラス
  • 川崎医療福祉大学は川崎医科大学の附属病院群で実習できる
  • 偏差値と国試合格率は別物 — 数字をセットで確認するのが大切

📚 岡山の看護大学の特色

  • 岡山大学:旧制官立六医科大学(旧六医大)の流れをくむ伝統校。医学部・大学病院を擁し、研究志向も強い総合大学です。
  • 川崎医療福祉大学:川崎学園グループの一員で、川崎医科大学附属病院・総合医療センターなどグループ病院での実習環境が魅力。
  • 山陽学園大学:看護学部に加え、助産学専攻科・大学院看護学研究科まで備え、助産師まで見据えた進学ができます。

岡山県の看護大学 偏差値一覧【2027年版】

全6校の偏差値・所在地一覧

偏差値は大手予備校が公表する学部学科ランク(保健学系)を参考に記載しています。岡山は偏差値35.0〜50.0の幅があり、国公立3校が偏差値45.0以上。私立にも国試合格率97%超の大学があるのが特徴です。

偏差値 大学名 学部・学科 所在地 運営 一言特徴
50.0 岡山大学 医学部保健学科 看護学専攻 岡山市北区鹿田町2-5-1 国立 第115回100%・受験75名/附属病院・旧六医大
50.0 岡山県立大学 保健福祉学部 看護学科 総社市窪木111 公立 第115回97.4%/助産師課程あり(選抜制)
45.0 新見公立大学 健康科学部 看護学科 新見市西方1263-2 公立 第115回98.8%/公立・学費は県内最安クラス
42.5 川崎医療福祉大学 保健看護学部 保健看護学科 倉敷市松島288 私立 第115回97.3%・受験112名/川崎医科大附属病院群で実習
35.0 吉備国際大学 保健医療福祉学部 看護学科 高梁市伊賀町8 私立 第115回81.5%/編入受入・奨学金最大480万円
山陽学園大学 看護学部 看護学科 岡山市中区平井1-14-1 私立 第115回83.9%/助産学専攻科・大学院あり

※偏差値は大手予備校が公表する学部学科ランク(保健学系)を参考に記載。「—」はボーダー・フリー等で偏差値が設定されていないことを示します。合格率は第115回(2026年)の大学別集計値です。

偏差値の見方と注意点

岡山の看護大学で特に意識してほしいのは、偏差値と国試合格率が必ずしも比例しないという点です。偏差値45.0の新見公立大学は第115回で98.8%、偏差値42.5の川崎医療福祉大学は97.3%(受験112名)を達成しています。一方で偏差値の数字だけでは見えない実力があるということです。

また、岡山大学(偏差値50.0)の合格率が受験75名で100%なのは、伝統校としての国試対策と学生層の厚みがそろっているためです。なお大手予備校の現行データでは岡山大学の看護を52.5とする表示もあり、参照時期によって数値が動く点はご留意ください。偏差値の数字だけで判断せず、合格率(できれば受験者数つき)を必ず合わせて確認してください。

岡山県でおすすめの看護大学 TOP3

合格率・偏差値・教育環境・学費・就職実績を総合的に判断した3校をご紹介します。

1位 岡山大学

🥇 1位岡山大学偏差値50.0 / 国立 / 岡山市北区

国試合格率(第115回): 100.0%(受験75名)

旧制官立六医科大学の流れをくむ伝統校で、医学部保健学科に看護学専攻を置いています。岡山大学病院が隣接し、医学部・薬学部との連携による高度な医療教育・研究環境が魅力。第115回国試では受験75名全員が合格する100%を達成しました。保健師課程(選抜制)を履修すれば、保健師免許の取得により養護教諭二種免許状・第一種衛生管理者の資格申請も可能で、進路の幅が広がります。卒業後は岡山大学病院をはじめ中四国の主要病院、行政、大学院など多様な道がひらけます。

【現役職員メモ】国立の医学部保健学科系は、研究室や大学院が身近にある環境が最大の財産。臨床ですぐ働くのはもちろん、将来「専門看護師や研究の道も考えたい」人には、その空気に触れられること自体が大きな意味を持ちます。岡山で看護を極めたいなら、まず第一に検討してほしい一校です。

2位 岡山県立大学

🥈 2位岡山県立大学偏差値50.0 / 公立 / 総社市

国試合格率(第115回): 97.4%(受験38名)

「人間尊重と福祉の増進」を建学の理念に1993年開学した公立大学。保健福祉学部に看護学科を置き、少人数できめ細かい教育を行っています。岡山県内でも数少ない助産師国家試験受験資格(選抜制・4名程度)を取得できる大学で、助産師を目指す人には貴重な選択肢です。公立大学ならではの学費の安さも魅力で、総社市は岡山市・倉敷市にも近く通学しやすい立地。卒業後は岡山市立総合医療センター、岡山大学病院、倉敷中央病院など県内主要病院への就職実績が豊富です。

【現役職員メモ】助産師まで視野に入れるなら、入学時から課程選抜を意識できる県立大は強い。定員が4名程度と狭き門なので、入学初日から成績上位をキープする覚悟が要ります。「公立の学費で、助産師の可能性も残したい」人にぴったりの一校です。

3位 新見公立大学

🥉 3位新見公立大学偏差値45.0 / 公立 / 新見市

国試合格率(第115回): 98.8%(受験86名)

岡山県北部・新見市にある公立大学。健康科学部に看護学科を置き、第115回国試では受験86名で98.8%という県内トップクラスの合格率を達成しました。公立大学のため学費は県内でも最安水準で、コストを抑えて高い合格実績を狙える”狙い目”の一校です。県北という立地ですが、その分地域医療を支える人材育成に力を入れており、地域枠や地元就職のルートも整っています。

【現役職員メモ】偏差値の数字だけ見ると見落とされがちですが、98.8%という合格率は立派の一言。「学費は公立で最安、合格率は県内上位」というコスパは、もっと評価されていい。岡山市内にこだわらず、地域でじっくり力をつけたい人には本当におすすめできます。

岡山の看護大学を選ぶポイント

国試合格率で選ぶ

岡山は6校中4校が第115回で97%以上を記録しており、全体的にレベルが高いエリアです。具体的には、岡山大学100%(受験75名)・新見公立大学98.8%(受験86名)・岡山県立大学97.4%(受験38名)・川崎医療福祉大学97.3%(受験112名)。特に川崎医療福祉大学は受験112名という大規模クラスで97.3%を出している点は注目に値します。

ただし、1年だけの合格率で判断するのは禁物です。オープンキャンパスでは「過去3年分の合格率」と「受験者数」をセットで質問してみてください。受験者数が多く、かつ高い合格率を毎年安定して出している大学は、国試対策のカリキュラムが固まっている有力校といえます。

学費で選ぶ

岡山大学(国立)と岡山県立大学・新見公立大学(公立)は、年間授業料がいずれも約53.5万円。4年間の総額もおおむね250万円前後に収まります。一方、私立の川崎医療福祉大学・吉備国際大学・山陽学園大学は、4年間でおおむね500〜650万円が目安です。国公立と私立で300万円以上の差が生まれることも珍しくありません。

ただし私立各校は奨学金が手厚く、たとえば吉備国際大学には対象医療機関で勤務すれば返還免除になる最大480万円の貸与奨学金制度があります。学費の「定価」ではなく、奨学金を使った「実質負担」で比較するのが賢い選び方です。

附属病院・実習先で選ぶ

実習環境と就職の直結性で見ると、附属病院や連携病院群の規模が大きなポイントになります。岡山大学は岡山大学病院が隣接し、最先端の医療現場で実習できます。私立では川崎医療福祉大学が、同じ川崎学園の川崎医科大学附属病院・川崎医科大学総合医療センター・高齢者医療センターという大規模病院群で実習でき、急性期から回復期・在宅まで幅広く学べるのが強みです。

附属病院を持たない大学でも、岡山県立大学のように岡山市立総合医療センター・倉敷中央病院など県内基幹病院と連携して充実した実習を組んでいる大学があります。「附属病院の有無」だけでなく、連携先の規模・数・通いやすさまで確認しましょう。なお、大学に附属病院があるケースは医学部を持つ大学に多い、という関係も覚えておくと選びやすくなります。

保健師・助産師課程で選ぶ

看護師に加えて保健師・助産師まで目指したい人は、課程の有無と選抜方式を必ず確認してください。助産師を学内で目指せるのは岡山県立大学(選抜制・4名程度)が代表で、山陽学園大学は卒業後に進める助産学専攻科を備えています。保健師は岡山大学(選抜制)、川崎医療福祉大学(選抜制・定員30名)、吉備国際大学などで取得を目指せます。いずれも選抜制が中心で、入学後の成績が課程選抜のカギを握ります。

岡山県のエリア別 看護大学ガイド

岡山市エリア(岡山大学・山陽学園大学)

県都・岡山市には、伝統と研究力の岡山大学(北区鹿田町・医学部キャンパス)と、助産まで見据えられる山陽学園大学(中区平井)があります。岡山駅を中心に交通利便性が高く、県内外からの通学・一人暮らしともに選択肢が豊富。実習先となる大規模病院も集中しているエリアです。

倉敷・総社エリア(川崎医療福祉大学・岡山県立大学)

県南西部の倉敷市・総社市エリア。倉敷市の川崎医療福祉大学は川崎学園の病院群を実習・就職基盤に持ち、多職種連携教育に強い私立大学です。総社市の岡山県立大学は公立の安心感と助産師課程が魅力。どちらも岡山市からのアクセスも良く、県南で看護を学びたい人の中心的な進学先になっています。

高梁・新見エリア(吉備国際大学・新見公立大学)

県北・中山間エリア。高梁市の吉備国際大学は下宿生の割合が高い”学生の町”にあり、編入学の受け入れ実績や手厚い奨学金が特徴です。新見市の新見公立大学は、公立の学費の安さと98.8%という高い合格率を両立する”狙い目”校。都市部から離れる分、地域に根ざしてじっくり学びたい人に向いています。

岡山県の看護大学 学費の目安(初年度)

運営区分ごとの初年度納入金のおおまかな目安です。私立は大学・年度により幅があるため、最新の正確な金額は必ず各大学の募集要項でご確認ください。

大学名 運営 初年度納入金の目安
岡山大学 国立 約82万円
入学金28.2万+授業料53.5万
岡山県立大学・新見公立大学 公立 約75〜90万円
市内・県内は入学金減額あり
川崎医療福祉大学 私立 約160万円前後
吉備国際大学・山陽学園大学 私立 約150〜170万円前後

※金額はあくまで目安です。私立は施設設備費・実習費等を含めて変動します。奨学金制度の有無もあわせて確認してください。最新情報は各大学の募集要項で必ずご確認を。

岡山県の看護大学に関するよくある質問

Q. 岡山で学費が安い看護大学はどこ?

国立の岡山大学、公立の岡山県立大学・新見公立大学が年間授業料約53.5万円と最安水準です。4年間の総額は約250万円で、私立大学(4年間約500〜650万円)と比べて250〜400万円ほど抑えられます。特に新見公立大学は公立で合格率も98.8%と高く、コスパの面で注目の一校です。

Q. 助産師も同時に目指せる大学は?

学内で助産師を目指せるのは岡山県立大学(選抜制・4名程度)です。また山陽学園大学は卒業後に進学できる助産学専攻科を備えています。いずれも定員が少なく選抜制のため、助産師を目指すなら入学初日から成績を意識することが大切です。

Q. 偏差値が低めでも合格率が高い大学は?

新見公立大学(偏差値45.0・合格率98.8%)と川崎医療福祉大学(偏差値42.5・合格率97.3%・受験112名)が代表例です。入学時の偏差値が中堅でも、4年間の国試対策カリキュラムが充実していれば高い合格率を達成できます。偏差値の数字だけで判断せず、合格率を必ずセットで確認してください。

Q. 川崎医療福祉大学の実習環境は?

川崎学園グループの一員で、川崎医科大学附属病院・川崎医科大学総合医療センター・高齢者医療センターという大規模病院群で実習できるのが最大の強みです。急性期から回復期、在宅療養まで幅広い現場を経験でき、グループ病院への就職ルートも整っています。保健師課程(選抜制・定員30名)や独自の奨学金制度もあります。

Q. 社会人や専門学校卒からの編入はできる?

吉備国際大学は、専門学校等で看護を学んだ後に保健師・養護教諭・高校教諭の資格取得や学士取得を目指す編入生を多く受け入れてきた実績があります。社会人入試の有無や編入の要件は大学ごとに異なるため、希望する大学の募集要項を確認してください。

Q. 岡山大学の看護は研究志向が強いの?

はい、旧六医大の流れをくむ医学部保健学科系のため、研究室や大学院が身近にあり、研究・高度専門職を視野に入れた教育が受けられます。もちろん臨床の看護師として就職する人が大半ですが、将来的に専門看護師や研究の道も考えたい人には恵まれた環境です。

Q. 広島など県外からも通える?

岡山市・倉敷市・総社市エリアは、広島県東部(福山市など)や香川県からも通学圏に入る人がいます。新見市・高梁市は県北のため、県外からは一人暮らしや下宿を選ぶ人が多いです。通学時間と住居費もあわせて検討しましょう。

Q. 看護師以外にどんな資格が取れる?

大学によって、保健師(選抜制が中心)、助産師(岡山県立大など・選抜制)、養護教諭、第一種衛生管理者などを目指せます。保健師免許を取得すると養護教諭二種免許状や第一種衛生管理者の申請資格が得られ、学校の保健室や企業の健康管理といった進路も開けます。

まとめ

岡山県の看護大学は全6校。伝統と研究力の岡山大学(第115回100%)を筆頭に、新見公立大学98.8%、岡山県立大学97.4%、川崎医療福祉大学97.3%(受験112名)と、全国的にも高い合格率を誇る大学がそろっています。国公立3校は学費の安さ、私立3校は附属病院群や奨学金といった強みがそれぞれにあります。

偏差値だけで選ぶのではなく、国試合格率(できれば受験者数つき・3年分)・附属病院や連携病院の規模・学費(奨学金込みの実質負担)・保健師助産師課程の有無を総合的に比較し、オープンキャンパスで自分の目で確かめることが大切です。まずは気になる大学の資料をまとめて取り寄せ、じっくり比較検討してみてください。

関連コンテンツ

気になる学校の資料をまとめて取り寄せよう

《高校生注目》スタディサプリ進路で学校パンフをまとめて請求 →

気になる学校の資料を無料でまとめて取り寄せできます

この記事の信頼性について

本サイトは、看護系教育機関に10年以上勤務する運営者が運営しています。

  • 元 看護専門学校 職員
  • 現 看護大学 職員

掲載偏差値について

偏差値については算出方法の違いにより変化いたします。掲載の偏差値は看護系予備校や模擬試験で発表される偏差値を参考に管理人が独自に算出した値です。毎年の各校の受験者数などにより難易度は変わります。偏差値は各校の優劣を示すものではありません。めやす・参考程度としてください。

📖 現役職員が作成した最新記事もチェック

岡山と併願されることが多い中国・関西エリアの最新情報です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました