今回は、助産師になるための道のりについて元看護学校職員がお話しします。
高卒から最短で助産師を目指せる学校はこちら
助産師とは
まず、助産師とは何か、看護師との違いについて知っておきましょう!
最近はドラマの「コウノドリ」や「PICU」でもお馴染みでかつ人気のある職業である
助産師は、妊娠、出産、産後のケアを専門とする医療職です。
助産師は、母親と赤ちゃんが安全で健康的な状態を保つため日々色々なケアや看護を行い
特に出産のコントロールは助産の専門分野であり、重要な業務の一つです。
助産師にしか出来ないこととして、正常分娩であれば、医師の指示がなくても助産行為が可能という点です。 産まれてきた赤ちゃんを取り上げたりへその緒を切ったりするのも助産師の仕事になるため、非常にやりがいがあります。
助産師になるための学校は
では、どうすれば助産師になれるのでしょうか?
まず、看護師の資格を取得する必要があります。看護学校へ入学しと卒業後看護師の免許を取得する必要があります。その後、助産師の資格を取得するための1年〜2年課程の学校で学びます。
助産師になるルートとしては
①看護専門学校や看護大学で3〜4年学び+1年の助産学校に進学し取得
②4年生の看護師及び助産師の資格が取得できる大学に進学し4年後に同時取得を目指す。
③4年課程の看護大学で看護師の免許を取得後、助産師が取得できる2年課程の大学院に進学し取得します。
色んなルートがありますが、助産師を目指すなら①のルートがオススメです。
理由としては
②のルートの場合、国家試験の日程が過密になる事です。
例年2月の2週目の日曜日に看護師の国家試験があり、その2〜3日前に助産師の国家試験があります。看護師の免許取得でさえ、年明けからは1日10時間以上勉強する必要があるのですが、それに加えて助産師の試験と、普段からきちんと勉強していないと合格ラインには届きません。
また、助産師の試験に合格しても看護師の試験に不合格の場合、助産師として働くことができず浪人となってしまいます。
③の場合6年間学校に通うことになり、非常に時間がかかることと学費も非常に高額になるからです。
まとめ
助産師になるための道のりは長く、困難なこともありますが、それは非常にやりがいのある職業です。母親と赤ちゃんの人生の最も重要な瞬間の一部であることは、何にも代えがたい経験です。
最後に、助産師になることを考えている皆さんには、自分の情熱を追求し、夢を追い続けることをお勧めします。あなたが選ぶ道はあなた次第です。あなたの夢を追い求め、助産師としての素晴らしい旅を始めてください!
以上、助産師になるための道のりについての簡単なガイドでした。これが皆さんの参考になれば幸いです。
コメント