【2024年度版】看護大学と看護専門学校の違いは?

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コラム
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看護大学と専門学校の違いは?

メリット・デメリットをご紹介!

 

看護師を目指したいけど、看護大学と専門学校どっちがいいのかな?

なにが違うのかあまり分からないですよね。

現在看護大学が全国的に新設され数を増やしております。
一方、看護専門学校は募集停止のニュースが出ている状況です。
しかし、看護専門学校はそもそも人口の少ない地方や病院附属などそれぞれの事情に沿った学校が多く看護専門学校が減っている=ニーズが無くなっているのも違う状況です。
皆さんにはそれぞれのメリット・デメリットを理解しとなぜその学校に通うのか目的を持って進学していただきたいです。

ここからはそれぞれにメリット・デメリットの違いがあるので、ご紹介します

 

 

看護大学のメリット

看護以外の学部も学べるようにカリキュラムが設定されている

多くの大学は看護の勉強だけでなく一般教養も学べます。
看護以外の勉強ができたり、学校によっては他学部の授業を履修することで他の資格を取得できる場合もあります。卒業後看護師以外の道を選ぶ際にも役立つことがたくさん学べます。
しかしながら一般教養の単位数は20単位〜授業数では10個〜となりますので
どこまで幅広く学べるかは学校・個人による所が大きいと思います。
また、多く授業多く授業をとればその分忙しくなるので次のメリットが活かせなくなります。

4年制のため、時間にゆとりができ、心身ともに楽である

専門学校は3年間に即戦力になるように授業や課題を詰め込むので忙しくなりがちです。
ですが、大学は4年制なので比較的ゆっくり学ぶことができます。
国家試験の勉強時間も取りやすいです。

万が一、看護師をやめても大卒という後ろ盾で就職しやすい

看護師は決して簡単な職業ではありません。患者様の命を預かる仕事であり非常に繊細なお仕事です。
心身ともに疲れ切って離職する人も多い職業です。

将来の自分がそうなる可能性や一般企業で働きたくなることもあるかと思いますので、看護師をやめても就職しやすい大卒の取得はオススメです。

給料、初任給の違い

もちろん病院によって異なりますが、専門卒と大卒の初任給差は約1万と言われています。
月1万はかなり大きいと感じるのではないでしょうか。

ゆくゆくは師長になりたいという場合は大卒が有利な時がある

こちらも病院によって異なりますが、能力がある人しか師長になれないところも少なからずあります。出世面では、大卒の方が有利な時があるということを覚えておきましょう。
ただ、そこはやはり企業と同じで能力がある、派閥がある、人付き合いが上手い、上席が空白など様々な要素が絡みます。

大学院に進学したら、専門看護師や保健師、養護教諭を目指せる

看護師だけでなく、学ぶ意欲次第では、さらに高みを目指せます。

  • 大学院に進学し博士課程を卒業し、大きな病院の管理職を目指せる。
  • 興味のある分野をさらに詳しく学べる
  • 看護系の教員を目指せる

この3つが大学院へと進むメリットです。

 

看護大学のデメリット

 

専門学校より現場入りが1年遅い

1年という期間はとても大きいですよね。

その1年も様々なこと学びたいという方は大学を。

知識よりも看護師として現場でたくさん経験を積みたいという方には専門学校をおすすめします。

学費が高い

公立大学か私立大学かでも大きく変わります。

私立では授業料約700万と教科書代やナース服など約800万はかかると見込んでおいた方が良いでしょう。

公立では、授業料が約59万ですが、入学金が元々住んでいる地域かそうではないかで変わることがあるので志望校が対象かどうか。どのような制度が設けられているかを調べておくと良いでしょう。

奨学金制度も色々な種類があるので、詳しく調べておきましょう。

 

入試が難しい

専門学校と比較すると入試の難易度は高くなります。

受験の範囲もかなり広く、倍率も高いためハードルがぐんと上がります。

過去問対策や面接、小論文対策をしっかりと行いましょう。

 

専門学校のメリット

 

看護に関する知識や技術を最短で習得できるようになっている

早く看護師として活躍したい、実績、経験を積みたい方にはオススメです。
各学校では現場で活かすを主軸におくため実践的な授業が多いです。
教科書に書いてあることと現場で行われていることが異なる場合、両方学べるのも良いところかもしれません。

実習が多いため、即戦力として働ける

こちらも先ほどと同じく、早く看護師として活躍したい方には嬉しいポイントですね。人手不足といわれている医療業界での即戦力は喜ばれますよ。

大学より1年早く現場入りできる

大学は4年制なので現場入りが1年遅いです。
1年経験を積むだけでも大きく差はできます。
なので、早く看護師として活躍して一人立ちしたいという思いが強くある方にはオススメです。

学費が安い

家庭の都合でどうしても大学は厳しいといって専門学校に進む人も多くいます。
附属病院があるところや公立の看護学校の場合に安いことが多いです
なぜなら、看護師不足を補うため行政や病院が採用がわりに補助しているからです。
※注意点として、公立や附属病院がある看護学校は就職先が限定されますので
就職先にも注意して進路を選びましょう。

 

専門学校のデメリット

 

即戦力になるように実習が多いため、休みにくい

たった3年間で看護師として働けるように育てるので、即戦力にならなければいけません。

なので、実習が多く組まれています。
1回逃してしまうと遅れをとってしまうため、早退や遅刻、休みにくいです。
ただ、最近ではカリキュラムの改訂や社会情勢の変化もあり、体調不良時にはすぐ休むやアルバイトを行う学生も増えてきております。

看護師以外の道はない

看護師になるための学校なので、看護以外の知識や技術を学べないところが多いです。看護師一本でやっていきたいという方は専門学校でも良いでしょう。

昇給や出世がしにくいことがある

こちらは、病院によって異なりますが、昇給や出世がしにくいことがあります。
特に大学病院は大卒の方が師長や部長になっております。
現場のリーダーにはなれても師長になることは難しいといわれています。

まとめ

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いかがでしたか?

看護大学と専門学校の違いは分かりましたか?

メリット・デメリットを踏まえて、自分が将来どのように働きたいか。

どのようなライフプランを考えているかによって、選択は変わります。

看護師として長く働きたい、管理職までいかずに自分や家庭を大事にしたいという方は専門学校をおすすめします。

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看護師として働きたいが、ゆくゆくは出世もしたい。看護師を辞めても困らないようにしたいという方は看護大学をおすすめします。

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